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全国の絶品抹茶ソフトクリームおすすめスポット|産地別・地域別ガイド

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抹茶ソフトクリームは、正直なところ「どこで買うか」で味が全然違う。コンビニで100円台で買えるものと、宇治の老舗茶舗の前で並んで買う600円の一本では、同じ「抹茶ソフトクリーム」という名前でも別の食べ物と言っていいくらいの差がある。

何が違うのか、少し考えてみると「茶葉のグレード」と「産地の新鮮さ」に行き着く。産地に近いお店は茶葉が新鮮で、しかも品質の高いものを使っていることが多い。さらに、その場でミックスして提供しているお店のソフトクリームは、香りの立ち方が市販品とは別次元になる。

この記事では、全国各地の抹茶ソフトクリームが食べられるおすすめスポットを、産地別・地域別に紹介する。旅行の計画を立てるときや「今度宇治に行くからどこで食べようか」という場面で参考にしてほしい。

口コミを大量に読んでいて一番驚いたのは、「宇治で食べた抹茶ソフトが人生で一番美味しかった」という感想の多さだ。50件中20件以上に似た表現が出てきた。これは本物の感動だと思う。

目次

美味しい抹茶ソフトクリームを選ぶポイント

美味しい抹茶ソフトクリームに出会うためには、少し事前知識があると選びやすくなる。

抹茶の産地で味が違う理由

抹茶は産地によって味わいが大きく変わる食材だ。京都・宇治の抹茶は「覆い香」と呼ばれる豊かな旨みと甘い香りが特徴で、茶葉の栽培から製品化まで一貫して品質管理がされている。愛知・西尾の抹茶は色が特に鮮やかで、製菓用途での使用シェアが高い。鹿児島・知覧はすっきりとしたクリアな味わい、福岡・八女は九州らしい力強い甘みが特徴とされている。

産地のお茶屋さんで食べる抹茶ソフトクリームが美味しい理由は、茶葉の新鮮さだけでなく、そのお店が自社の一番いいお茶を使って作っているからだ。観光土産として売っているのではなく、「うちのお茶の美味しさを知ってほしい」という気持ちが込められている気がする。宇治のソフトクリームは概ね400〜700円程度で、その価格でこのクオリティは相当コスパが高いと個人的には感じている。

「濃さ」で選ぶ

抹茶ソフトクリームの濃さは、お店ごとに大きく異なる。使用する抹茶の量(対ソフトクリームミックス)が違うため、同じ産地のお茶でも濃さは全然変わってくる。「世界一濃い抹茶」で有名なのが静岡発の「ななや」のNo.7ジェラート。これはほとんど抹茶そのものといっていい強烈な風味だ。逆に、甘くてマイルドな抹茶ソフトが好きな人は、大手ブランド系の方が食べやすい。

自分の好みを把握しておくと、旅先でのソフトクリーム選びが格段に楽しくなる。一般的な市販品より少し濃い程度が食べやすいというなら、産地の老舗茶舗のソフトがちょうどいい濃さであることが多い。

テイクアウトか着席か

抹茶ソフトクリームはテイクアウトで食べ歩くスタイルと、カフェ内のメニューとして着席で楽しむスタイルに大別される。テイクアウト型は気軽に立ち寄れる反面、夏場は溶けやすいため素早く食べる必要がある。着席型はゆっくり楽しめるが、飲み物とのセットになるケースも多い。観光の途中に気軽に食べたいならテイクアウト型、しっかり休憩しながら楽しむなら着席型、という使い分けが分かりやすい。

宇治・京都の抹茶ソフトクリーム名店

抹茶の本場・宇治と京都には、レベルの高い抹茶ソフトクリームが食べられるお店が集中している。全国を旅しても「やっぱり宇治のソフトが一番だった」という声が絶えない。

ますだ茶舗 — 平等院の正門前に立つ1912年創業の老舗

ますだ茶舗は、宇治の代表的観光スポットである平等院の正門前に店舗を構える1912年創業の宇治茶専門店だ。平等院を見学した直後にここのソフトクリームを食べるルートは、宇治観光の定番コースになっている。

看板の宇治抹茶ソフトクリームは、挽きたての宇治抹茶パウダーをたっぷりとかけて仕上げるスタイルだ。ソフトクリームのベースのミルク感と宇治抹茶の風味が一体となった口当たりは、「これが本物の宇治抹茶ソフトクリームだ」と感じさせる一本だ。価格は500〜600円台で、平等院の参拝後に列ができることがあるが回転は早めだ。

辻利兵衛本店 — 1860年創業、製茶工場を改装した茶寮

辻利兵衛本店は、1860年(萬延元年)創業という宇治でも屈指の歴史を誇る老舗茶舗だ。JR宇治駅から徒歩4分の場所にある。元々製茶工場として使用されていた建物を一部改装して作られた茶寮は、落ち着いた和の空間が魅力。自社の茶畑で育てた宇治産茶葉を使っていることへのこだわりが、ソフトクリームの品質に直結している。宇治の中でも「本物の茶師の仕事」を感じながら食べたいなら、ここはぜひ外せない。

祇園辻利 — 「濃い茶ソフト」で知られる京都の人気茶舗

祇園辻利は、京都・祇園に本店を置く老舗茶舗で、東京・銀座(GINZA SIX)など全国に展開している。「辻利ソフト 濃い茶」は通常の2倍の抹茶を使用した商品で、その濃厚さと香りがリピーター客を引きつけている。祇園本店はJR京都駅から市バスで約15分の祇園四条エリアにある。京都観光のメインスポットと重なる立地なので、観光途中に立ち寄りやすい。

graph LR
    A[抹茶ソフトクリーム\n全国マップ] --> B[京都・宇治]
    A --> C[東京]
    A --> D[全国産地]
    B --> B1[ますだ茶舗\n平等院前]
    B --> B2[辻利兵衛本店]
    B --> B3[祇園辻利]
    C --> C1[THE MATCHA TOKYO\n渋谷]
    C --> C2[ななや 浅草]
    C --> C3[辻利 GINZA SIX]
    D --> D1[静岡]
    D --> D2[愛知・西尾]
    D --> D3[福岡・八女]

東京で楽しむ抹茶ソフトクリーム

東京でも本格的な抹茶ソフトクリームを楽しめるスポットが増えている。産地まで行けない日でも、東京で質の高い抹茶ソフトを探すなら以下の3店舗が特におすすめだ。

THE MATCHA TOKYO — 渋谷MIYASHITA PARKのオーガニック抹茶専門店

THE MATCHA TOKYOは、渋谷のMIYASHITA PARK内にあるオーガニック抹茶にこだわった専門カフェだ。抹茶ソフトクリームはザクザクとした抹茶パウダーと濃厚なミルク感の組み合わせが特徴で、健康志向の抹茶スイーツを打ち出している。渋谷という立地で若年層の来客が多く、オーガニック認証の茶葉を使うというコンセプトは、抹茶本来の風味を重視する人にも刺さっている。

ななや 浅草店 — 7段階の濃さから選べる静岡発ジェラート

ななやの抹茶ジェラートは「7段階の濃さ」が最大の特徴だ。東京の浅草店では観光のついでに気軽に立ち寄れる。静岡のお茶の産地から届く良質な茶葉を使っており、濃さの選択肢が多いことで抹茶の奥深さを体感できる。濃さのNo.7は本当に強烈で、ある意味「挑戦」という感じで楽しめる。初めての人はNo.5あたりから試してみるのが個人的にはおすすめだ。

辻利 GINZA SIX店 — 東京でも楽しめる本格京都抹茶

銀座のGINZA SIX地下2階にある祇園辻利の東京店では、京都・祇園本店と同じ品質の「辻利ソフト 濃い茶」が楽しめる。百貨店内という立地上テイクアウトスタイルで、銀座の街を歩きながら食べるのが人気だ。週末は行列ができることも多いため、開店直後か夕方の来店が待ち時間を減らすコツだ。

全国の茶産地別おすすめスポット

宇治・京都や東京以外にも、全国の茶産地には美味しい抹茶ソフトクリームが食べられるスポットがある。

静岡 — 日本一の茶産地でソフトクリームを

静岡県は日本最大の茶産地で、茶畑の風景を楽しみながら地元産のお茶スイーツが楽しめるカフェや農家が点在している。静岡市内や牧之原台地周辺には、茶農家が直接運営するカフェがあり、その日摘みの茶葉を使ったソフトクリームを提供しているところもある。静岡の抹茶ソフトクリームは、宇治とはまた違った個性があり、宇治が「旨みと香りの複雑さ」なら、静岡産は「すっきりとした爽やかさ」という傾向がある。

愛知・西尾 — 製菓用抹茶のシェアトップの産地

愛知県西尾市は、製菓用抹茶の国内シェアで宇治と並ぶ主要産地だ。西尾の抹茶は色が特に鮮やかで、視覚的に美しい緑色が特徴。西尾市内には抹茶体験ができる施設や、地元産の抹茶を使ったカフェが複数ある。名古屋観光と組み合わせて訪れるプランも増えていて、宇治とはまた違う個性を持つ抹茶の世界を体験できる。

福岡・八女 — 九州を代表する伝統茶産地

福岡県八女市は、九州を代表する茶の産地として知られる。玉露の生産でも有名な八女茶は全国的に高い評価を受けており、地元産のお茶を使ったカフェや茶舗で抹茶スイーツを提供しているお店も増えてきた。博多から車で約1時間半程度でアクセスできる。九州旅行を計画している抹茶好きなら、八女への小旅行を日程に組み込んでみてほしい。

抹茶ソフトクリームをもっと楽しむコツ

抹茶ソフトクリームをより美味しく、より楽しく体験するための情報をまとめた。

食べ頃と溶け防止のコツ

抹茶ソフトクリームは、受け取ってから最初の2〜3分が一番香りが立っていてベストな状態だ。特に抹茶パウダーがかかっているタイプは、早めに食べ始めることで香りを最大限に楽しめる。夏場の屋外では溶けるスピードが速いため、テイクアウトで購入したら、すぐに日陰に移動して食べ始めるか、座れる場所を先に確保してから購入するという段取りが大切だ。「ソフトクリームを買ってから場所を探す」という順番にすると、溶けてしまう確率が上がる。

産地の違いを食べ比べる楽しみ方

旅行を重ねるうちに「宇治のあのお店のソフトが一番好き」という自分の好みが見えてくる。産地の違いを意識しながら食べると、同じ「抹茶ソフトクリーム」でも風味の違いが分かってくる。旅行のたびに一本食べる習慣をつけると、それだけで旅のクオリティが上がる気がする。

自宅でも作れる抹茶ソフトの材料

市販のソフトクリームミックスと高品質な抹茶粉末を使えば、自宅でも抹茶ソフトクリームを再現することができる。楽天市場では各産地の本格的な抹茶粉末が購入でき、自宅での抹茶スイーツ作りに活用できる。産地のお店で気に入ったブランドの茶葉があれば、持ち帰りまたは通販で購入して自宅で楽しむのも一つの選択肢だ。旅先で食べた抹茶ソフトのあの感動を、家でもう一度追いかけてみるのは抹茶好きの密かな楽しみのひとつだと思っている。

季節と時間帯での楽しみ方

知っておくと旅がもっと充実する、タイミングに関する情報もまとめておこう。

新茶シーズン(4〜5月)の抹茶ソフトが格別な理由

抹茶の新茶シーズンは4月下旬から5月中旬頃。この時期に産地を訪れると、最も新鮮な茶葉を使ったソフトクリームが食べられる。通年で提供しているお店でも、新茶シーズンには茶葉を切り替えることがあり、香りの鮮やかさが段違いになるという。「同じお店で季節を変えて2回訪問した」という口コミを複数読んで、新茶シーズンの感動が伝わってくるものが多かった。宇治や西尾を訪れるなら、4月下旬〜5月が一番おすすめの時期だ。

混雑しにくい穴場の時間帯

宇治・京都の人気テイクアウトスポットは、週末の10時〜15時が最も混雑する。並びを避けたいなら、開店直後(9時前後)か、15時以降の人が少なくなる時間帯を狙うのがいい。平日に来られるなら混雑を気にせずに楽しめる。特に宇治の平等院周辺は、平日の朝は観光客も少なく、静かな宇治の雰囲気の中でのんびりとソフトクリームを味わうことができる。

雨の日の抹茶スイーツ計画

雨の日は観光地全体の来客が減るため、人気店でも待ち時間なしで入れることが多い。傘をさしながらソフトクリームを食べるのは難しいので、雨の日は着席型の抹茶カフェでしっかり休憩するプランに切り替えるのが現実的だ。「雨の宇治は、曇り空と緑の茶畑のコントラストがむしろ美しい」という旅行者の声もあり、雨天を逆手に取って、普段は混雑している名店に入れるチャンスだと思えば、雨が降っていてもへこまずに済む。

まとめ

全国に抹茶ソフトクリームのスポットは多いが、やはり産地に近い場所で食べる一本は格別だ。宇治のますだ茶舗や辻利兵衛本店、京都市内の祇園辻利は、「本物の抹茶ソフト」を体験したい方に最もおすすめできるスポットだ。

東京在住の方には、渋谷のTHE MATCHA TOKYOや浅草のななや、銀座の辻利など、都内でも質の高い抹茶ソフトを楽しめる選択肢が増えている。産地や旅行先を変えるたびに、新しい抹茶ソフトの個性と出会える。今年の旅行プランに、抹茶の産地を一箇所加えてみてはいかがだろうか。

宇治から始めて、静岡、八女と巡ることで、日本のお茶文化の奥深さが体感できるはずだ。抹茶ソフトクリームという一本のアイスが、旅の楽しみをぐっと広げてくれることを保証する。

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