「宇治抹茶が気になるけど、老舗が多すぎてどこのを買えばいいかわからない…」って思ったこと、ありませんか?
正直、私もそうでした。最初は「宇治抹茶」とだけ書かれた商品をなんとなくポチって、「まあこんなものかな」って思っていたんです。でも気になって調べてみたら、宇治だけで何十もの老舗茶商があって、それぞれに全然違う個性があることがわかって。
そこから各ブランドの創業年、代表銘柄、味の傾向を片っ端から調べました。口コミも50件以上は読みましたね。
その結果見えてきたのは、「宇治抹茶」と一括りにするのはもったいないくらい、ブランドごとに味も香りも全然違うということ。今回は、その中から信頼できる老舗ブランドを7つ厳選して紹介します。用途別の選び方も最後にまとめているので、自分にぴったりの一杯を見つけてくださいね。
宇治抹茶が「別格」と言われる理由と選び方の基本

宇治抹茶を語るうえで外せないのが、栽培環境の話です。京都府南部の宇治地域は、昼夜の寒暖差が大きく、川沿いの霧が茶葉に自然な被覆効果をもたらします。この環境がテアニン(うまみ成分)を豊富に残した碾茶を育てるんですよね。
もうひとつ知っておきたいのが、品種による味の違いです。宇治では「さみどり」「あさひ」「ごこう」といった品種が栽培されていて、それぞれに個性があります。さみどりは鮮やかな緑色と華やかな香りが特徴で、薄茶にすると上品な甘みが広がります。あさひは深いうまみと濃厚さが持ち味で、濃茶に最適。ごこうは鮮やかな深緑色とクリーミーな口当たりが魅力です。
そして宇治抹茶のもうひとつの特徴が、石臼挽きへのこだわり。石臼で挽く抹茶は1時間にわずか約40gしか作れません。熱を加えずにゆっくり挽くことで、茶葉の香りと色を損なわずに仕上げられるんです。大量生産の粉末とは、ここが決定的に違います。
選び方のポイントは3つ。まず用途(薄茶で飲むのか、お菓子作りに使うのか)。次にグレード(濃茶兼用の上級品か、薄茶専用の中級品か)。そして予算感です。宇治の老舗ブランドは20g缶で1,000円前後から3,000円以上まで幅があるので、最初はお試しサイズから入るのがおすすめですよ。
宇治抹茶のおすすめ老舗ブランド7選
ここからは、宇治に根ざした老舗ブランドを7つ紹介します。それぞれ創業年、代表銘柄、どんな人に向いているかをまとめました。個人的に「ここは間違いない」と思えたブランドだけを選んでいます。
mindmap
root((宇治抹茶おすすめ7選))
本格派
丸久小山園
元禄年間創業
茶道家元御用達
祇園辻利
1860年創立
石臼挽きのこだわり
ギフト向き
一保堂茶舗
約300年の歴史
上品なパッケージ
伊藤久右衛門
1832年創業
約100商品
入門・コスパ
森半
1836年創業
手頃な価格帯
福寿園
1790年創業
伊右衛門の生みの親
カフェ体験
中村藤吉本店
1854年創業
宇治の観光スポット
丸久小山園(まるきゅうこやまえん)
宇治で抹茶を語るなら、まず名前が挙がるのが丸久小山園。元禄年間(1688〜1704年)に創業した老舗中の老舗で、茶道の家元が御好みとして選ぶ銘柄を数多く手がけています。
個人的に一番気になったのが代表銘柄「雲鶴(うんかく)」。口コミを読んでいると「まろやかな甘みとコクが絶妙」「香りが上品で飲みやすい」という声がとにかく多いんです。少し濃いめに点てると、うまみがぐっと引き立つとのこと。薄茶としても濃茶としても楽しめる、懐の深い銘柄ですね。
もうひとつ注目したいのが「又玄(ゆうげん)」。こちらは軽い渋みとうまみのバランスが良く、和菓子にも洋菓子にも合うと評判です。価格もやさしめなので、宇治抹茶の入門としてはかなりおすすめ。
丸久小山園は公式サイトに銘柄ごとの味わいチャートを公開していて、「金輪」以上が濃茶兼用、「和光」以下が薄茶専用と明確に分けられています。この親切さ、初めて買う人にはありがたいですよね。
一保堂茶舗(いっぽどうちゃほ)
約300年の歴史を持つ京都の老舗茶舗。実は本店は宇治ではなく京都市中京区にありますが、宇治茶を中心に30種類以上の茶葉を扱う名門です。
一保堂の魅力は、初心者へのやさしさ。お試しサイズの小缶(20g)から用意されているので、いきなり大きな缶を買って失敗する心配がありません。代表的な抹茶には「幾世の昔(いくよのむかし)」「関の白(せきのしろ)」などがあり、それぞれに味わいの個性がはっきりしています。

口コミを読んでいて印象的だったのが「缶のデザインが素敵」という声の多さ。淡い色合いの和紙風ラベルは、手土産やギフトとしてもかなり映えるんです。気になって調べてみたんですが、実際に贈り物として選ぶ人がかなり多いようですね。
お茶の淹れ方をていねいに解説した冊子が付いてくるのもポイント。「抹茶を初めて買う」という人にとって、一保堂は心強い選択肢だと思います。
祇園辻利(ぎおんつじり)
万延元年(1860年)に辻利右衛門が創立。宇治茶の歴史を語るうえで欠かせない存在です。玉露の製法確立や茶缶による保存技術の開発など、日本茶の発展に大きく貢献してきました。
注目は石臼挽きへの徹底したこだわり。祇園辻利の抹茶は1時間にわずか約40gのペースで挽かれています。この丁寧な工程が、鮮やかな色と豊かな風味を生み出しているんですね。
代表銘柄「建都の昔(けんとのむかし)」は、色の鮮やかさと泡立ちの良さで高評価。口コミでは「抹茶の香りが段違い」「お茶の風味とうまみを存分に味わえる」といった声が目立ちます。これ、めちゃくちゃ気になる。
公式オンラインショップでは5,000円以上で送料無料になるので、まとめ買いするならお得です。京都土産としても人気が高く、祇園本店ではその場で抹茶を楽しむこともできます。
中村藤吉本店(なかむらとうきちほんてん)
安政元年(1854年)に宇治で創業。明治・大正時代の製茶工場を改装した本店は、それ自体が観光スポットになっているほど。宇治駅から歩いてすぐという立地の良さもあって、宇治を訪れる人なら一度は目にする名前ですよね。
中村藤吉本店は、カフェ併設の店舗で抹茶スイーツの人気が特に高いのですが、実は茶葉そのものの品質にも定評があります。抹茶は石臼挽きにこだわり、宇治ならではの深いうまみと上品な甘さが特徴。
オンラインショップでも抹茶を購入できるので、現地に行けなくても大丈夫。口コミを読んでいると「店で飲んで感動して、家用にも買った」という声が多くて、なんだかわかる気がします。お店の味を家でも再現したくなる、その気持ち。
伊藤久右衛門(いとうきゅうえもん)
天保3年(1832年)に創業した、宇治を代表する茶商のひとつ。公式オンラインショップでは抹茶を含めて約100種類の商品が並んでおり、そのラインナップの幅広さは宇治随一です。
伊藤久右衛門の特徴は、抹茶そのものだけでなく「抹茶を使った楽しみ方」の提案が上手なこと。抹茶スイーツ、抹茶パフェ、季節限定の和菓子など、抹茶の世界への入り口を何通りも用意してくれています。
もちろん茶葉の品質も確か。宇治の茶師が厳選した碾茶を石臼で丁寧に挽いた抹茶は、宇治ならではの豊かな香りとまろやかな味わい。季節限定商品もあるので、リピーターにも飽きが来ないのはうれしいポイントですね。

口コミでは「定番から季節ものまで外れがない」「パッケージも凝っていてギフトにも使える」との声が多かったです。
森半(もりはん)
天保7年(1836年)に京都宇治で創業。宇治の老舗としての歴史を持ちながら、手頃な価格帯の商品が充実しているのが森半の大きな魅力です。
正直に言うと、宇治抹茶を初めて買う人に一番おすすめしやすいのが森半なんです。理由はシンプルで、品質がしっかりしているのに価格がやさしいから。「宇治抹茶ってどんな味だろう」と気軽に試せる入門ブランドとして、これ以上の選択肢はなかなかないと思います。
特に製菓用・ラテ用の抹茶が充実していて、口コミでは「お菓子作りに使いやすい」「抹茶ラテにするとちょうどいい濃さ」という声が目立ちます。もちろん薄茶として点てて飲む用の抹茶もありますよ。
公式オンラインショップでは抹茶だけでなく紅茶やコーヒーも扱っているので、まとめ買いで送料を節約するのもアリ。え、この価格でこの品質?ってなること間違いなしです。
福寿園(ふくじゅえん)
寛政2年(1790年)に創業。サントリーとの共同開発で生まれた「伊右衛門」の茶葉を手がけていることでも知られていますよね。京都を代表する老舗茶商のひとつです。
福寿園の抹茶は、高級品から日常使いまで幅広いラインナップが魅力。茶道用の本格的な抹茶から、気軽に楽しめる抹茶パウダーまで揃っています。
口コミで面白かったのが「伊右衛門で知って、福寿園の抹茶を買ってみたら想像以上だった」という声。ペットボトルのお茶で馴染みのあるブランドが、実は200年以上の歴史を持つ老舗だと知ると、見方が変わりますよね。
京都駅近くの直営店では抹茶の試飲ができるので、京都を訪れる予定がある人は立ち寄ってみるのもいいかもしれません。もちろんオンラインでも購入できます。
目的別に選ぶ宇治抹茶ガイド
7ブランドを紹介してきましたが、「で、結局どれを買えばいいの?」と思った人もいるかもしれません。ここからは目的別に、もう少し具体的なおすすめを整理していきますね。
薄茶で日常的に楽しみたい人向け
毎日の一杯として宇治抹茶を楽しむなら、まろやかさとバランスの良さが大事になります。苦みが強すぎると飲み疲れてしまうし、逆に薄すぎると物足りない。
個人的におすすめしたいのは、丸久小山園の「又玄(ゆうげん)」。軽い渋みとうまみのバランスが絶妙で、和菓子にも洋菓子にも合います。20g缶で1,000円台と、宇治の上質な抹茶としてはお手頃なのもうれしいポイント。1杯あたり約2gで点てると、20g缶で約10杯分。1杯あたり100〜150円程度で宇治の老舗の味が楽しめるなら、カフェでラテを買うよりずっとコスパがいいですよね。
もうひとつ、森半の薄茶用抹茶もおすすめ。さらにお手頃な価格帯ながら、しっかり宇治抹茶の風味を感じられます。「まずはお試しで」という人には最適な選択肢です。

点て方のコツとしては、お湯の温度を80℃前後に調整すること。沸騰直後のお湯だと苦みが出やすくなるので、一度湯冷まし(茶碗にお湯を移して少し冷ます)をするのがポイントです。
お菓子作りやラテに使いたい人向け
抹茶スイーツや抹茶ラテを作りたいなら、選ぶポイントが少し変わります。飲用とは違い、色の鮮やかさと他の素材に負けない味の濃さが求められるんです。
おすすめは森半の製菓用抹茶。宇治の老舗がつくる製菓グレードの抹茶は、発色がきれいで溶けやすく、お菓子作り初心者にも扱いやすいのが特徴。価格も飲用に比べてリーズナブルなので、たっぷり使っても罪悪感が少ないです。
丸久小山園にも食品加工向けの抹茶がラインナップされています。「青嵐(あおあらし)」は宇治抹茶らしい鮮やかな緑色が特徴で、味も苦すぎず、甘みを感じるバランスに仕上がっているとのこと。ケーキやクッキーの生地に混ぜると、見た目にも味にも「宇治抹茶使ってます」感がしっかり出ます。
抹茶ラテに使う場合は、牛乳の甘みに負けない程度のしっかりした味わいの抹茶を選ぶのがコツ。あまり高級すぎる繊細な抹茶だと、ミルクに風味が埋もれてしまうこともあるので、中級グレードを選ぶのがちょうどいいバランスです。
ギフトとして贈りたい人向け
「抹茶をプレゼントしたい」と思ったとき、味の良さはもちろん大事ですが、パッケージの美しさとブランドの知名度も重要なポイントになりますよね。
ギフト用なら、一保堂茶舗が個人的にはイチオシ。淡い色合いの和紙風ラベルが上品で、箱を開けた瞬間に「これは良いものだ」と伝わるデザインです。お茶の淹れ方説明書も同封されているので、抹茶に詳しくない相手にも安心して贈れます。
祇園辻利もギフトに強いブランド。京都土産としての認知度が高く、「祇園辻利」の名前自体がブランド力を持っています。抹茶と焼き菓子のセットなど、贈り物にぴったりの詰め合わせ商品も充実。
価格帯としては、2,000〜5,000円の範囲で上品なギフトセットが見つかります。ちょっとしたお礼なら2,000円前後の小缶入り抹茶、お中元やお歳暮なら3,000〜5,000円のセット商品がちょうどいいバランスです。
ギフト選びのポイント
相手が抹茶を点てる道具を持っていない場合は、抹茶スイーツのセットを選ぶと喜ばれやすいですよ
宇治抹茶を通販で買うときに失敗しないコツ
宇治抹茶に興味を持っても、「通販で買って大丈夫かな…」と不安に感じる人は少なくないと思います。でも正直、通販のほうが鮮度が良いこともあるんですよ。なぜかというと、注文を受けてから出荷する公式ショップが多いので、店頭で長く陳列されている商品よりフレッシュな状態で届くことがあるから。
とはいえ、押さえておきたいポイントはいくつかあります。

まず、購入先は「ブランド公式ショップ」か「楽天市場の公式出店」が安心です。メーカー直販なら品質管理がしっかりしていますし、楽天市場の場合はポイント還元もあるのでお得感があります。
次に、抹茶の保存方法。開封後は空気と光と湿気が大敵です。密閉容器に移して冷蔵庫で保管し、できれば2週間以内に使い切るのが理想。冷凍保存もできますが、使うときは常温に戻してから開封しないと結露で品質が落ちるので注意してくださいね。
最後に、初めて買うブランドはお試しサイズから。多くの老舗が20g缶の小サイズを用意しています。いきなり大容量を買って好みに合わなかったら、それこそもったいないですから。
まとめ
宇治抹茶のおすすめ老舗ブランド7選を紹介してきました。それぞれの個性をざっくりまとめると、こんな感じです。
丸久小山園は「茶道家元御用達の本格派」。一保堂茶舗は「初心者にやさしいギフト映えブランド」。祇園辻利は「石臼挽きへのこだわりが光る名門」。中村藤吉本店は「カフェと一緒に楽しめる宇治の顔」。伊藤久右衛門は「品揃え豊富で飽きない老舗」。森半は「コスパ最強の入門ブランド」。福寿園は「伊右衛門を生んだ歴史の深さ」。
迷ったら、まずは森半か丸久小山園の「又玄」を試してみてください。手頃な価格で宇治抹茶の実力を体感できます。そこから「もっとうまみが欲しい」「ギフト用に上品なのが欲しい」と、自分の好みに合わせて他のブランドも試していけばいいんです。
「宇治抹茶、種類多すぎ…」から「自分に合うのはこれだ」って思えるようになったら、それだけでお茶の時間がもっと楽しくなりますよ 🍵
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